
キャリア・イングリッシュ・アイランド 取組内容の詳細
特色GPに引き続き、現代GPにも採択。
これからも社会のニーズに応える人材養成を目指します。
2004年 10月
東京女子大学 学長 湊 晶子
東京女子大学は、文部科学省の平成16(2004)年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム」に、「仕事で英語が使える日本人の育成」のテーマで採択されました。平成15(2003)年度の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」(女性学・ジェンダー的視点に立つ教育展開-『女性の自己確立とキャリア探求』の基礎をつくるリベラルアーツ教育-」に引き続き採択されたことは大変喜ばしいことです。
「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」は、各種審議会からの提言等、社会的要請の強い政策課題に対応したテーマ設定を行い、各大学等から申請された取組の中から特に優れた教育プロジェクト(取組)を選定し、財政支援を行うことで高等教育の更なる活性化が促進されることを目的として、2004年度から開始された文部科学省の事業です。
各大学等がテーマの趣旨・目的に則して、大学教育改革に資する取組を申請し、公募による559件の申請の中から86件が選ばれました。単独申請分としては国公私立の大学・短大・高専の75校、80件が選ばれ、共同申請の6件と合わせ、計86件が採択されています。
文部科学省の採択理由には、「学生の英語運用能力増強とキャリア志向へのモチベーションをさらに高めることを意図した、現代的教育ニーズに応える仕事で英語が使える人材養成への優れた取組といえます。」とあり、東京女子大学の取組が、国公私立大学を通じて優れた取組であると認められたと言えます。文部科学省からの財政支援を受け、2004年11月より「キャリア・イングリッシュ・アイランド -英語の運用能力を発言力・行動力に転化するための取組-」の運営を開始いたします。
今後も社会のニーズに応える人材を輩出できるよう、さらなる努力を重ねる所存です。
「キャリア・イングリッシュ・アイランド」の概要
「キャリア・イングリッシュ・アイランド」とは、プレゼンテーション能力を含み、英語によって発言、発信する力を飛躍的に高めることによって、国際社会で積極的に仕事で活躍できる英語力という意味での「行動的な英語力」を育成するプログラムです。
「キャリア・イングリッシュ・アイランド」という施設を設け、発音・発話・プレゼンテーションのトレーニングを行うほか、ビジネス英語に関する講習や外資系企業で働くための助言を行うなど、英語を活用するためのモチベーションを高め、その機会を増やすことを目的としています。
このプログラムは、本学の、実践的な運用能力の育成を重視する英語教育、「真の国際人」の育成を目指す「リベラル・アーツ教育」を通して培われる語学力と識見を、「国際社会」における活動を可能とする積極的な行動力へと転化させるものです。これにより、学術、政治、経済、NGO活動等、種々の国際的な交流・協力・ビジネス等の場において英語で討論、プレゼンテーションを行うことのできる人材を育成します。
「キャリア・イングリッシュ課程」
2004年度以降の入学者を対象に、2005年度より開設する正規の教育課程で、選抜を経て課程登録を行った学生を対象とし、国際社会で活躍のできる英語力を身につけることを目的としています。
課程履修の条件として、コンピュータによる一定時間のセルフアクセス・トレーニングを課し、必要な単位を修得させます。 履修者は、プレゼンテーションのための思考訓練、リサーチ、論旨の組み立て方、英語表現法、パフォーマンス等の総合的な学習活動を行います。
修了認定は、学生が所属する学科で課せられている卒業論文の要旨・講究の内容を英語で発表し、質疑応答などを行う「プレゼンテーション実技試験」に基づいてなされます。
■教育課程の構成■
| (1)コミュニケーション能力育成科目 | 英語による発言力、表現力を身につける (次の中心的な5演習科目を含め、必修20科目28単位) ●Critical Thinking演習 ●発話・パフォーマンス演習 ●討論演習1 ●討論演習2 ●トータルプレゼンテーション演習 |
| (2)キャリア探求英語科目 | ニーズに特化した英語力を重点的に強化する (選択必修 4単位) |
| (3)グローバル・ビジョン拡大科目 | 国際社会で活躍するための知見と素養、および情報の分析・発表技法を身につける (選択必修 10単位 ※ ) ※ 思考ツール習熟科目2単位 国際的キャリア能力開発科目8単位 |
- 注:課程修了に必要な最低単位数:42単位。
- 注:修了者には、卒業時に「キャリア・イングリッシュ課程修了証」が交付されます。
「サービス事業」(キャリア・イングリッシュ課程外の学生も対象)
アイランドには、プレゼンテーション等の指導にあたるネイテイブ・スピーカーのトレーナーや、国際ビジネス経験の豊富なアドバイザー等のスタッフを配置し、仕事で英語を使うというニーズに応じるためのトレーニングやアドバイスを行うほか、英語で活躍する人々による講演会や海外の大学とのビデオ・カンファレンス等のイベントを開催します。
このような多面的な活動を通して、英語を実社会で活かすためのモチベーションと能力を育てること、それがこの「アイランド」の目的です。
アイランドは、次の4つの活動を推進します。
1 補助的サービス事業
- 1.発音・発話・プレゼンテーションのセルフ・トレーニング
- 2.e-learningによる学習の場の提供
- 3.ネイティブ・スピーカーによるディスカッション・トレーニング
- 4.英語クリニック
2 体得的学習の推進
- 1.講演会・セミナー
- 2.社会見学
- 3.留学推進
- 4.学外体験活動
3 学生による自主的取組の促進
- 1.学外活動体験報告会
- 2.ビデオ・カンファレンス/スカイプ(インターネット電話)
- 3.ディベート/スピーチ・コンテスト
- 4.留学生等交流イベント
- 5.peer criticism
4 教育環境整備事業
- 1.ライブラリ
- 2.専門分野の用語・表現のデータベースの作成
















