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学長メッセージ

創立100周年、そして次の100年に向けて

東京女子大学は、1918年4月30日、76名の学生を迎えて開校式を行いました。以来、100年間、一貫して、キリスト教を基盤としたリベラル・アーツ教育を重視する女子高等教育を行い、6万名を超える卒業生を社会に送ってきました。卒業生の国内外における活躍は、社会から高い評価と信頼を得て豊かな学風を培いました。


創立100周年にあたり、女子大学創設という先人の高い志に改めて敬意を表するとともに、この間、志を同じくし本学の発展のために理解と協力を惜しまなかった多くの方々に心から感謝申し上げます。

創立100周年にあたる2018年度から、本学の基本方針である「東京女子大学グランドビジョン」に基づき、「1学部5学科体制」がスタートしています。新しい学科・専攻を開設し、長年にわたって培ってきたリベラル・アーツ教育の実績を基盤に、国際性、女性の視点、実践的学びを重視した教育を展開します。専門教育と教養教育との結びつきを図り、自ら課題を発見し、知識・能力を行動に移す「専門性をもつ教養人」へと育成します。


女子高等教育を取り巻く国内外の環境は既に大きく変わりつつあります。リベラル・アーツ教育は一人の女性として自律的な人格陶冶のための基本的な学び・訓練としてますます重要となります。東京女子大学は女子教育におけるリベラル・アーツ教育の新たな地平を拓くことを目指します。そして、大学標語「すべて真実なこと」を心に留め、「犠牲と奉仕」の精神を基本として、足元をしっかりと見つめながら、次の100年を歩んで参ります。


学長 茂里 一紘



プロフィール

1967年東京大学工学部卒業。1969年同大学大学院工学研究科修士課程修了(工学修士)。1972年同博士課程修了(工学博士)。専門分野は、船舶海洋工学、流体工学、工学教育。
東京大学工学部講師、広島大学工学部講師、助教授を経て1987年より同大教授。同大にて工学部長、学長補佐、副学長、高等教育研究開発センター長などを歴任。2003年から2011年まで(学)鶴学園広島工業大学学長、(学)鶴学園理事。2011年から2016年まで(独)海上技術安全研究所理事長(2015年国立研究開発法人に改組)。2016年より(公財)加越能育英社理事長。
このほか、大学入試センター運営委員会委員、(財)大学基準協会加盟判定委員会委員・副委員長、(独)日本学生支援機構学生支援プログラム実施委員会委員などを歴任。