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学長メッセージ

「挑戦する知性」を育む東京女子大学のリベラル・アーツ教育

東京女子大学は1918年に北米のクリスチャンの方々の協力により創立されて以来、プロテスタントのキリスト教主義に基づくリベラル・アーツ教育を行ってきました。2018年に100周年を迎えるにあたり、この度「挑戦する知性」をコンセプトとして掲げました。ここには、自分自身でものを考え、自己の知識・能力を行動に移し、リーダーシップを発揮する女性を育成したい、という思いを込めています。


この目標を実現するのは、本学の「一人ひとりを大切にする教育」です。キリスト教主義にもとづいて、学生と教師がお互いの人格を尊重しつつ真理を求める、自由な学問研究の雰囲気が本学の伝統です。正門をくぐって、緑豊かなキャンパスに入れば、すぐにこの雰囲気を感じていただけると思います。また、少人数の演習で鍛えられる「学ぶことを学ぶ」力は、社会の様々な場面で予測しない問題に出会った時に、解決のためのリーダーシップを発揮できる人間力に繋がります。


初代学長新渡戸稲造は、リベラル・アーツ教育は「人の心を自由にし、開放する」と述べました。興味あるテーマを掘り下げ、深く「知ること」により、人間の心は自由になり開放されます。積極的・主体的に「知ること」を求める姿勢を養い、社会の礎を築き、社会の進歩に貢献する女性を育てたいと考えています。卒業後も、グローバル化・複雑化した社会で生きてゆく中で、本学のリベラル・アーツ教育で育んだ人間力が支えとなるでしょう。


学長 小野 祥子





プロフィール

1970 年東京女子大学文理学部英米文学科卒業。1973 年東京大学大学院人文科学研究科英語英文学専攻修士課程修了(文学修士)。

1982 年東京女子大学文理学部専任講師、1988 年同助教授、1995 年同教授。専門分野は英語史。1993 年および2008 年にロンドン大学にてvisiting scholar。本学大学院合同研究科会議議長、現代教養学部全学共通教育部長などを歴任。

文部科学省大学設置・学校法人審議会大学設置分科会委員、(公財)大学基準協会大学評価委員会専門分科会委員および主査を務めた。現在、大学基準協会大学評価委員会委員、(一社)日本私立大学連盟常務理事。