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人間社会科学専攻 心理・コミュニケーション科学分野

基礎的な心理研究とメディアや情報通信と人間がかかわるコミュニケーションの研究の2つの領域を通して、心理・コミュニケーション科学について高度な知識技術をもつ人材を育成することを目指しています。分野全体の共通した目的として、人間社会のさまざまな問題に対して客観的に接近できる方法論を身につけ、科学的検証ができる能力やコミュニケーションにおいて相手に分かりやすい説明や実証データをもとに有効なプレゼンテーションを行って、必要なプロジェクトの遂行を説得できる能力の開発を目的としています。
心理科学領域では人間行動や心理についての高度な理解と研究法を身につけた研究者志望の学生の養成を、コミュニケーション科学領域においては、益々多様化している「人・メディア・社会」に関わる諸問題を科学的に分析し、人と人、人と社会を繋ぐ情報メディア社会の幅広い分野で活躍できる人材を養成します。



教育課程の特色

基礎科目

「心理・コミュニケーション科学基礎論」

心理科学とコミュニケーション科学が扱う研究分野の全体を概観しつつ、その有機的な重なりの中から現代社会が抱える心理学やコミュニケーション科学に関連する諸問題の解決法を見いだす柔軟な知的態度を身につけるために、1年次の必修科目としています。

専門科目

多様な背景の学生が、心理・コミュニケーション科学に関する高度に専門的な内容を理解できるための基本を習得できるようにしています。他の学問領域から来た学生は、専門についての基礎的な知識を学習でき、すでに専門教育を受けた学生も、もう一度別の形で基本から学び直すことで、専門に関する枠組みとなる知識を再構築できるようにします。


心理科学科目

心理科学では、人間が行う行動の規則とそれを実現させている機構に注目します。基礎的な心理学の学問領域ごとの考え方・基本的な知識と研究の方法論を扱います。


コミュニケーション科学科目

コミュニケーション科学では、行動の中でも特に重要になっており実社会の中で多様に深化しているコミュニケーションについて、その内容や特性に注目しています。主にコミュニケーションのタイプごとの考え方・基本的な知識と研究の方法論を習得できるようになっています。


この2つの領域を1つの研究分野とすることにより、人間の行動や心についての基礎科学と実社会での大きな意味のあるコミュニケーションの研究を結びつけて、社会的に意義のある新しい学問や研究を生み出すことめざしています。


カリキュラム

2015年度以降入学者


 教育課程(授業科目及び単位数、必修・選択必修・選択の別等) 
 履修モデル



専任教員


心理・コミュニケーション科学分野 修士論文タイトル

2015年度

  • ・留守児童の問題行動への教師の評価と子どもの自己評価
  • ・社会的不安とgenerativity―東北地方太平洋沖地震を中心に―
  • ・事象関連電位にみる自己関連情報の文化差
  • ・やさしい日本語―漢字の連続長と含有率が文の読みやすさに与える影響―
  • ・他者の顔からの印象判断
    ―表情による印象の違いとその年齢による変化―
  • ・同調行動における多様な他者の影響
  • ・法と警察に対する潜在的な評価の検討

2014年度

  • ・代理的な目標充足効果の検討
    -他者の達成状態による影響の検討-
  • ・2014年都知事選挙とメディア
  • ・被服に関する情報行動と心理
  • ・画像の解像度と視認性
    -高解像度の文字画像がロービジョンに与える利点-
  • ・Twitterの複数アカウントにみる自己表現
  • ・広告から見る日中の環境コミュニケーション戦略

2013年度

  • ・袋文字の読みにくさ

修了後の進路

マーケット・リサーチや世論調査の専門家、自治体や企業の広報・商品開発における情報アクセシビリティやユーザビリティやユニバーサルデザインの担当者、研究者