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人間科学科 コミュニケーション専攻

社会を取り巻く諸問題を分析し、 現代に必要なコミュニケーション力を身につけます

マス・メディアやインターネット、ソーシャルメディアなどの情報・コミュニケーション技術の発展とグローバル化により、現代社会はますます多様化しています。コミュニケーション専攻では、現代社会のさまざまな特性や問題をコミュニケーションという切り口で分析しています。カリキュラムでは、学際的なアプローチで課題に取り組み、科学的にデータを解析する知識を身につけます。調査法・実験法などの研究手法を用いて、体系的・論理的な思考力を養います。情報科目では最新の装置や環境で実践的技術を学ぶことができます。卒業研究では毎年、学生たちがさまざまなテーマを見つけて興味深い研究をしています。




学びのポイント

複雑な人間と社会を捉える多面的な力を養成

現代社会の諸問題を人、情報、社会、文化の視点から分析します。具体的には「コミュニケーションの心理学的・社会学的・ジェンダー論的研究」「メディア・広告の影響、受け手研究」「より良い情報通信やインターネットの利用」「文化・異文化とコミュニケーションの関係」などが挙げられます。

演習・実習をコアに一人ひとりへ密度の濃い指導

少人数で学生自らが発表し議論する演習を全学年に設け、主体的に研究できる力を養います。1・2年次演習は基礎演習、3・4年次演習は卒論演習の場として位置づけ、専門性の高い教授陣がその専門性にこだわらず、学生の関心を大事にして幅広く、深く、指導します。


現代の真実を正確に捉えるスキルを身につける

専攻の特色のひとつは、客観的で再現性のあるデータに基づく事実認識を身につけることです。そのために、質問紙、実験、内容分析、質的研究など多様な研究法を学び、文系ながら統計を駆使します。教授陣の多くも文系出身なので、統計の難しさを味わった経験者が指導。社会調査士の資格取得に必要な単位を取得できます。

最高水準の情報リテラシーを全員に

世界的に通用するネットワーク技術者の資格「CCNA」や、国家資格「ITパスポート」に対応したカリキュラムなど、文系の専攻としては先端の内容を本格的に用意しています。最先端の堅いものだけでなく、ビデオ編集や賢いSNSの利用法、説得力あるプレゼン資料作りまで丁寧に指導しています。


カリキュラム

人間科学科 コミュニケーション専攻の教育目標

コミュニケーション専攻は、変化の激しい現代の情報社会の特性や問題を人・情報・社会・文化をつなぐコミュニケーションの視点で的確にとらえ、再現性のあるデータに基づいて体系的・論理的に対処できる人物の育成を目的とする。


4年間のカリキュラム概要


人間科学科 コミュニケーション専攻の主な授業内容

コミュニケーション

コミュニケーション研究法入門

コミュニケーション研究は学際的であり、さまざまな学問分野で発達してきた多様な研究方法が用いられています。この授業では、その中で最も重要な4つである、質問紙調査法、質的研究法、内容分析法、実験法を、講義と実習を交えて学んでいくことにより、卒論執筆に向けて基礎的な研究方法を修得することを目指します。また、基本的なデータ分析方法も学びます。

心理

メディア

情報

マルチメディアと心理学(視覚)

情報技術が進歩し、映像や音声データがデジタル化され、さまざまな通信メディアを通じて人間のコミュニケーションを豊かにしています。そのマルチメディア技術は、人間の視覚・聴覚の情報処理特性に適合するように発展してきました。この講義では、人間の非常に優れた感覚情報処理の特性と、その特性がAV機器や通信技術などにどう反映されているのか、また高齢者・障害者の特性とユニバーサルデザインについても触れます。この科目については視覚を中心に扱います。

メディア

社会

メディア史

文明を発明して以来、人間のコミュニケーションの形態はいくつかの点で重要な変化をとげてきました。本講義では、さまざまな情報メディアの発展史と現状を概観しながら、人間コミュニケーション、特にメディアを通じたコミュニケーションの変化とその社会的影響について詳しく解説します。

文化

心理

国際

文化心理学(文化と自己)

人間の行動原理は必ずしも普遍的ではなく、文化によってさまざまな違いがあります。本講義では、「自己」をめぐる文化的多様性を取り上げますが、表面的な文化差の指摘にとどまらず、その差が生み出されるプロセスや、文化に特有の行動パターンがどのような機能を果たしているかについても検討していきます。

メディア

ジェンダー

社会

情報社会と女性の職業Ⅰ

メディアやコミュニケーションの現状をめぐるジェンダー視点からの分析に関する講義を踏まえ、メディア・リテラシーの力を豊かにしメディアが構成している世界観を読み解く力を養います。描かれている世界の背後にある描かれない局面、それを描かない価値観について検討することで、メディアに関する批判的・創造的視点を深めます。



専任教員(専攻の科目を担当する教員)


2017年度卒業論文題目より


  • ・Instagramにみる自己表現
  • ・政治報道の何が娯楽化しているのか
  • ・魔法少女アニメにおけるジェンダー描写
  • ・女子大学生における「かわいい」感覚と自己意識
  • ・化粧行動及び痩身願望に及ぼすメディアの影響
  • ・企業の発信するツイートの分析
  • ・視覚障害者向けコップのデザイン ―3Dプリンタで製作した、音の変化で水の量がわかるコップ―
  • ・ウェブ利用における聴覚障碍者の認知特性 ―健聴者と聴覚障碍者に読みやすい文字サイズの比較―
  • ・継続可能な食事トレーニングのUX(ユーザー体験)デザイン
  • ・タブレットPCによる読書評価
  • ・女子大生のSNSにおけるテレビドラマの広告効果
  • ・女子大生のスマホ依存
  • ・キャラクターの顔パーツの配置による印象の違い
  • ・女子大生の他者受容と性的少数者に対する態度
  • ・少女漫画が女子大生の恋愛観に与える影響
  • ・葛藤場面における異文化受容 ―多様性の中で自分らしく生きるには―
  • ・日本人の自己呈示における“I”と“me”
  • ・社会参加に向けた分かりやすい日本語
  • ・感情を表す言語表現 ―オノマトペに付加する「する-なる-くる」の使い分けの分析―
  • ・在日外国人の言語学習
  • ・日本語の自動詞と他動詞
  • ・オノマトペの日韓対照研究
  • ・女子校出身者が認識する女子校教育
  • ・カミングアウトをめぐる経験
  • ・視覚提示と聴覚提示における理解度の違い
  • ・輸入イベントの日本化と消費者行動
  • ・デジタル手書きの有効性 ―議義における「アナログ手書き」と「デジタル手書き」の比較―


2017年度全専攻卒業論文・卒業研究題目一覧


コミュニケーション専攻で取得可能な資格

コミュニケーション専攻の学生は、所定の課程を修了することで、以下の資格を取得できます。
また法にもとづく免許制度はありませんが、日本語教員養成のための課程も設置しています。


学科専攻教育職員免許状学芸員日本語教員養成課程社会調査士認定心理士
中学校教諭一種高等学校教諭一種
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課程・資格