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国際社会学科 国際関係専攻

大きく広がる世界を舞台に、ダイナミックで学際的な教育・研究を行います

国際関係学、歴史学、比較文化、文化人類学、政治学、女性学、社会言語学。 国際関係専攻は、さまざまな研究法を用いて、日本、南北アメリカ、東アジア、東南アジア、南アジアなどの、政治、経済、外交、歴史、社会、文化、思想について学び、国際社会に貢献できるグローバルな人材を養成していきます。 そのために、学生は現代世界を捉える複数の視座と多様な知識を獲得。その上で、自分で考え、判断し、人を説得できる力を身につけ、世界に通用する国際人を目指します。



学びのポイント

専攻の特性に合わせた少人数教育

少人数の演習が全学年で必修となっています。1年次の演習では、資料の調査法やまとめ方、説得力のある口頭発表の仕方や小論文の書き方などの基礎的技法を学びます。2年次では地域別、方法論別の入門的な演習が開かれます。3・4年次では卒業論文の作成に向けて専門的な演習を2年間継続して履修します。

問題に深く迫る複数の方法論を学ぶ

国際社会や世界の諸地域を理解するには複数の視点が必要です。同時に、複数の地域を一貫した方法論で把握することも大切です。国際関係専攻では、国際関係史、文化人類学、比較文化論、国際関係学の入門講義を1・2年次で全員が履修し、これら4つの視点・方法論を基盤にして各自の関心に従い、より専門的な勉強に進みます。


世界を広く深く学べる多様な授業

国際関係専攻の最大の特徴は、授業の多様性にあります。国際社会をシステムとして捉える「国際関係学」、国境横断的・通文化的に複数の地域を研究する「文化人類学」、日本、アメリカ、アジア諸地域の歴史、文化、社会、政治などを多面的に扱う「地域研究・比較文化」の科目を並行して学ぶことができます。

グローバリゼーション&ローカリゼーション

地球をひとつのものと捉えて考えるグローバリゼーションと、地域それぞれの特性を生かすローカリゼーション。その相反する2つの動きについて同時に学ぶことができます。グローバリゼーションの時代だからこそ、各国各地域のローカルな個性を知ることが重要です。


カリキュラム

国際社会学科 国際関係専攻の教育目標

国際関係専攻は、多様な研究方法を用いて、世界の多様な国家や地域、およびそれら国家や地域にまたがる政治、経済、社会、文化などを総合的に理解することで、現代世界の多様な問題を複数の視座によって理解し、国際社会に貢献できる人物の育成を目的とする。


4年間のカリキュラム概要


国際社会学科 国際関係専攻の主な授業内容

国際関係

2年次演習(国際関係)Ⅱ

1年次の演習に引き続きスタディスキルを修得し、専攻を構成する複数のディシプリンの一つについてその基礎を理解する。また学生各自が自分の個人的な問題意識を表現し機論ができるよう訓練するとともにより高度な専門的知識を修得し、3年次に向けて各自の問題意識を高めていく。

比較文化

日米比較文化Ⅰ・Ⅱ

人間は集団の中で育つ結果、ライフスタイルを自然と共有します。しかし、別な集団と接触すると、全く異なる考え方を示すので驚くことがあり、ここに比較文化研究のおもしろさがあります。この講義では、Ⅰでは幕末開国期から太平洋戦争期まで、Ⅱでは戦後から現在までの日米関係に注目し、文化の対立と融合の両面性に注目します。

文化人類学

周縁世界とグローバル化

周縁世界(特に東南アジア、オセアニア、南アジア、西アジア、アフリカ)と先進世界との関わりを理解させます。伝統的な社会、政治、経済、イスラム世界やキリスト教世界との接触、奴隷交易、植民地化、現地社会からの対抗運動、脱植民地化など、多様なトピックから事例を選んで講述します。

女性学・ジェンダー

アメリカ研究(社会史)Ⅰ

17世紀から現代に至るアメリカ合衆国の歴史を、女性を主人公として描きます。高校までに学ぶ歴史の中に、女性が登場することはまれだと思いますが、男性だけが社会の構成員であるかのような歴史叙述はひどく偏ったものです。本講義は、そのような歪みを少しでも矯正したいという願いを込めた授業です。

社会言語学

社会言語学特論 A

社会生活の中での言語の諸相とその捉え方について、身近な具体的事例を取り上げながら講義します。主に言語変種や言語行動に焦点をあてつつ、地理的変異の発生のメカニズムや言語変化のプロセスを、その背景や要因とともに理解します。

日本

近現代日本研究(政治・外交)B

「太平洋戦争への道」を日本近代の歴史の中でどのように理解するのか。この問題に対する代表的な解釈を提示したうえで、1920~30年代の日本の歩みを考察します。それは同時に、戦後日本の歴史認識と戦争責任を問う試みでもあります。

アメリカ

現代アメリカ政治論

現代アメリカの政治制度、イデオロギー、政治的争点などに関して基本的な知識を修得することを目標とします。大統領制、権力とリーダーシップ、議会制度、選挙制度、政策決定システム、2大政党制、保守・リベラルの2大イデオロギー、連邦制、などについて、歴史的な視点を踏まえつつ解説します。そして、それらの知識をもとに、現代アメリカ政治が抱える諸問題について、単なる政治評論にとどまらない総合的な理解を目指します。また、アメリカの特色を浮き彫りにするため、日本の政治との比較も必要に応じて行います。あわせて政治学の基礎概念に関する基礎的な解説も必要に応じて行います。

アジア 中国・朝鮮・東南アジア

中国近現代史Ⅰ

19世紀から1949年の中華人民共和国建国までの中国の歴史について講義します。現在の中国のステレオタイプなイメージがいかに形成されてきたかという歴史的過程を示し、現状を歴史的な視点から理解する思考を育む一助としたいです。



専任教員(専攻の科目を担当する教員)


2016年度卒業論文題目より

  • ・ 韓国の少子化 ~日韓比較の視点から~
  • ・ 日韓歴史問題 ~慰安婦問題を中心に~
  • ・ 新幹線と日本社会
  • ・ フードバンクの社会史 ~貧困と食品ロスの視点からの考察~
  • ・ アメリカ大統領選とジェンダー
  • ・ 中国の国境線 ~国内の少数民族問題を中心に~
  • ・ ディズニー映画 ~ディズニー戦争映画から見るエンターテインメントの危険性~
  • ・ NGOと政府の「協働」は可能か ~ジャパン・プラットフォームを事例に~
  • ・ 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の必要性と限界
  • ・ 中国における「公平」な紛争処理
  • ・ 現代インドのカースト制度と山地農村
  • ・ フィリピンにおける女性の出稼ぎ労働について
  • ・ アメリカにおける帰還兵問題について ~9.11以後の戦争帰還兵を中心に~


2016年度全専攻卒業論文・卒業研究題目一覧


国際関係専攻で取得可能な資格

国際関係専攻の学生は、所定の課程を修了することで、以下の資格を取得できます。
また法にもとづく免許制度はありませんが、日本語教員養成のための課程も設置しています。


学科専攻教育職員免許状学芸員日本語教員養成課程社会調査士認定心理士
中学校教諭一種高等学校教諭一種
国際社会学科 国際関係専攻 社会 地理歴史・公民

課程・資格