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国際社会学科 国際関係専攻(2018年度以降)

大きく広がる世界を舞台に、ダイナミックで複眼的な教育・研究を行います

さまざまな研究法を用いて、日本、南北アメリカ、東アジア、東南アジア、南アジアなどの、政治、外交、歴史、経済、社会、文化、思想について学びます。
学生には現代社会を理解するための複眼的な視点と多様な知識を獲得する機会が準備されています。自分で考え、判断し、人を説得できる力を身につけ、ポスト・トゥルース(真実よりも都合のよいでたらめを受け入れること)の風潮に惑わされない、国際人を養成することを目指します。



学びのポイント

「テロとの戦い」から身近な生活習慣まで

国際関係専攻の授業で対象とするのは、国際社会におけるさまざまな事象です。国際法や条約に代表される国際社会のルール、国家間対立や民族紛争・テロリズムの原因、さまざまな国や地域の社会構造や文化的特徴、そこに暮らす人々の意識や生活様式などについて多角的に学びます。


世界の問題に深く迫る多様な方法論

国際社会や世界の諸地域を理解するためには多様な視点が必要です。国際社会をシステムとしてとらえる国際関係学、国境横断的・通文化的に複数の地域を研究する文化人類学、日本・アメリカ・アジア諸地域の歴史・文化・社会・政治などを多面的に扱う地域研究、といった複数の方法論を駆使して世界の諸問題に迫ります。


カリキュラム

トピックス

・ジェンダーなど新しい視点からみる科目を増やしました

・各国の政治外交史・社会基礎論の授業を充実させました

・多様な世界を知るための座標軸となる日本研究も忘れません


4年間のカリキュラム概要

国際関係専攻カリキュラム


身につく力


  • ・国際社会の多様性や複雑さを理解する力
  • ・グローバル化した世界を論理的に分析する力
  • ・異文化と共生する力

主な授業内容

国際関係

3年次演習(国際関係)Ⅱ

韓国・朝鮮に関わるさまざまなテーマ(例えば、韓流、竹島問題、慰安婦問題、北朝鮮の核開発、在日コリアン、教育問題などなど)について資料を調べ、その報告に基づいて議論をし、韓国・朝鮮について理解を深めます。

国際関係

国際関係論Ⅰ・Ⅱ

西欧を中心にした国際関係の歴史と理論を学びます。ウェストファリア体制から始まり、第一次世界大戦、冷戦(ベルリンの壁、キューバ危機)までを前期のⅠで、後期のⅡでは冷戦の崩壊から現代の国際関係の諸問題(難民、人道的介入など)湾岸戦争、社会主義体制の崩壊、国際秩序の形成努力に注目していきます。

女性学・ジェンダー

アメリカ研究(社会史)Ⅰ・Ⅱ

17世紀から現代に至るアメリカ合衆国の歴史を、女性を主人公として描きます。高校までに学ぶ歴史の中に、女性が登場することはまれだと思いますが、男性だけが社会の構成員であるかのような歴史叙述はひどく偏ったものです。本講義は、そのような歪みを少しでも矯正したいという願いを込めた授業です。

文化人類学

周縁世界とグローバル化Ⅰ・Ⅱ

周縁世界(特に東南アジア、オセアニア、南アジア、西アジア、アフリカ)と先進世界との関わりを理解させます。伝統的な社会、政治、経済、イスラム世界やキリスト教世界との接触、奴隷交易、植民地化、現地社会からの対抗運動、脱植民地化など、多様なトピックから事例を選んで講述します。

アジア 中国・朝鮮・東南アジア

中国政治外交史Ⅰ

19世紀から1949年の中華人民共和国建国までの中国の歴史について講義します。現在の中国のステレオタイプなイメージがいかに形成されてきたかという歴史的過程を示し、現状を歴史的な視点から理解する思考を育む一助としたいです。

日本

日本政治外交史A

「太平洋戦争への道」を日本近代の歴史の中でどのように理解するのか。この問題に対する代表的な解釈を提示したうえで、1920~30年代の日本の歩みを考察します。それは同時に、戦後日本の歴史認識と戦争責任を問う試みでもあります。

アメリカ

現代アメリカ政治論

現代アメリカの政治制度、イデオロギー、政治的争点などに関して基本的な知識を修得することを目標とします。大統領制、権力とリーダーシップ、議会制度、 選挙制度、政策決定システム、2大政党制、保守・リベラルの2大イデオロギー、連邦制、などについて、歴史的な視点を踏まえつつ解説します。そして、それらの知識をもとに、現代アメリカ政治が抱える諸問題について、単なる政治評論にとどまらない総合的な理解を目指します。また、アメリカの特色を浮き彫りにするため、日本の政治との比較も必要に応じて行います。あわせて政治学の基礎概念に関する基礎的な解説も必要に応じて行います。

比較文化

日米比較文化Ⅰ・Ⅱ

人間は集団の中で育つ結果、ライフスタイルを自然と共有します。しかし、別な集団と接触すると、全く異なる考え方を示すので驚くことがあり、ここに比較文化研究のおもしろさがあります。この講義では、Ⅰでは幕末開国期から太平洋戦争期まで、Ⅱでは戦後から現在までの日米関係に注目し、文化の対立と融合の両面性に注目します。


専任教員(専攻の科目を担当する教員)


2016年度卒業論文題目より

  • ・ 韓国の少子化 ~日韓比較の視点から~
  • ・ 日韓歴史問題 ~慰安婦問題を中心に~
  • ・ 新幹線と日本社会
  • ・ フードバンクの社会史 ~貧困と食品ロスの視点からの考察~
  • ・ アメリカ大統領選とジェンダー
  • ・ 中国の国境線 ~国内の少数民族問題を中心に~
  • ・ ディズニー映画 ~ディズニー戦争映画から見るエンターテインメントの危険性~
  • ・ NGOと政府の「協働」は可能か ~ジャパン・プラットフォームを事例に~
  • ・ 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の必要性と限界
  • ・ 中国における「公平」な紛争処理
  • ・ 現代インドのカースト制度と山地農村
  • ・ フィリピンにおける女性の出稼ぎ労働について
  • ・ アメリカにおける帰還兵問題について ~9.11以後の戦争帰還兵を中心に~


2016年度全専攻卒業論文・卒業研究題目一覧


取得可能な資格

国際関係専攻の学生は、所定の課程を修了することで、以下の資格を取得できます。


教育職員免許状(一種免許)

  • ・中学校(社会)
  • ・高等学校(地理歴史・公民)

学芸員

社会調査士


課程・資格