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ROOTOTE×東京女子大学 1・2年次対象課題解決型ワーク ショップ


ワークショップの狙いと概要

東京女子大学キャリア・センターでは、2017年8月に1・2年次生を対象とした課題解決型ワークショップを実施しました。当ワークショップはリーダーシップ育成や社会人基礎力(*)向上等を目的としております。今年度は株式会社スーパープランニング(有名トートバッグブランド「ROOTOTE」を運営。以下、スーパープランニング)の役員に対して、学生が『トートバッグを使って社会問題を解決するアイディア』を提案しました。


 ワークショップのテーマは『ROOTOTEのトートバッグを使って社会問題を解決するアイディアを考える』というもので、スーパープランニングへの企業理解を深めるとともに、今の日本が抱える社会問題に対して何ができるかを考えてもらいました。初日のオリエンテーションでは岡崎浩二氏(本学キャリアカウンセラー)から問題解決をする上で必要な考え方や手順を学び、神谷富士雄氏(株式会社スーパープランニング 常務取締役)からはROOTOTEブランドに関するレクチャーを受けました。
 今回は教育効果を高めるために事前に店舗見学を含めた課題を出していたことから、学生達もスムーズにオリエンテーションに参加することができました。オリエンテーション後は4チームに分かれ、テーマに対して話し合いました。
 まずは問題解決の手順として課題を設定することが重要なことから、チーム内でどのような社会問題を解決するのかを考えてもらいました。課題設定に当たっては、官公庁が公開している各種統計データ(オープンデータ)をキャリア・センター側で用意し、学生達はそれぞれのデータを参考に課題を考えました。この作業を通じて、学生達はオープンデータなど客観的な根拠資料を活用した課題設定について学びました。


 初日後半と2日目には各チームでアイディアをブラッシュアップし、プレゼンテーションの練習を重ねました。最終日である3日目にはスーパープランニングが運営するモンキーカフェ(代官山)にて同社役員に企画案の発表を行いました。学生達からは「超高齢化社会」「地域創生」「環境問題」「健康寿命の延伸」をテーマとした発表が行われました。発表後にはスーパープランニングの役員とキャリア・センター長による講評が行われました。スーパープランニングの役員からは「テクノロジーを活用したアイディアなど、これからの時代に合った提案が見られた」と高い評価を得ました。講評終了後には、チームごとに今回のワークショップに対する振り返り作業を行い、反省点や改善点について話し合ってもらいました。


今回のワークショップを通じて、学生達は社会人基礎力の他にプレゼンテーションスキルや分析スキルを身につけたと考えられます(社会人基礎力については【ワークショップの成果について】をご確認ください)。


(*)経済産業省が提唱している「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されている、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」。


実施日・場所・参加者

 

実施日程

2017年8月3日(木)・7日(月)・8日(火)

内容

[1日目]9:00-12:00 オリエンテーション

[2日目]9:00-12:00 グループごとにプレゼンテーション準備

[3日目]9:00-10:00 プレゼンテーション本番、修了証書授与
場所 1日目・2日目 東京女子大学構内
3日目     MONKEY CAFÉ@代官山
参加学生 1年次学生7名 2年次学生12名 計19名
コーディネーター

岡崎 浩二 氏

(本学キャリアカウンセラー、(株)岡崎人事コンサルタント取締役社長)
協力企業

株式会社スーパープランニング

「楽しいお出かけ!~Fun Outing!~」がコンセプトのトートバック専門ブランド「ROOTOTE」を展開。
外出時にごみ箱としても使えるトートや掲示期間を終えた横断幕(交通マナー啓発等のための)を再利用したトート等、環境に配慮したトートバックの制作にも定評がある。
協力企業担当者 神谷 富士雄 氏((株)スーパープランニング常務取締役)
運営事務局 東京女子大学キャリア・センター

ワークショップの成果について(アンケート結果)

ワークショップの満足度

受講生全員がワークショップに対して満足したという結果になりました(「大変満足(74%)」+「満足(26%)」)。「大変満足」を選んだ学生は昨年に比べて3ポイント上昇しました。自由記述欄を分析したところ、経営者に直接プレゼンテーションできたことや他の学年と交流できたことに対して多くの学生が高い満足度を感じていました。


今回のワークショップを後輩にも勧めたいと思いますか?

 昨年に引き続き、受講生全員が当ワークショップを後輩に勧めたいと思っているという結果になりました(「大変そう思う(74%)」+「そう思う(26%)」)。


社会人基礎力への自信


 社会人基礎力(*)で掲げられている項目をもとにアンケートを行った結果、全項目において数値の向上が見られました。また、各項目における「自信がある」と「そこそこ自信がある」の合計値について、ワークショップを受ける前と後で比較したところ、平均で26.76ポイント向上したことがわかりました。特に以下の項目において顕著な効果が見られました。


  • ・目的を設定し確実に行動する力 (+63.16ポイント)
  • ・現状を分析し目的や課題を明らかにする力 (+36.85ポイント)
  • ・課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力 (+57.90ポイント)
  • ・自分の意見をわかりやすく伝える力(+42.10ポイント)

この結果から、短期間のワークショップではあるものの、当ワークショップが参加した学生大半の社会人基礎力全般向上に役立ったことがうかがえます。


学生の声(一部抜粋)

  • ・めったにない今回のような機会に参加できてとても嬉しく思います。私は意見を出し合ったり発表するのは苦手ですが、今回のワークショップを通して、少し成長できた気がします。また、課題解決の仕方など勉強することができてよかったです。
  • ・今回の企画に参加出来て、とてもよかったです。グループでどう話し合いを進めればいいか、意見をどう上手くまとめるかなど、これからに必要な力を学ぶことができました。寸劇なども取り入れることが出来て、よかったと思います。
  • ・今回のワークショップを受けて、積極的で能力のある東女生たちや実際に働いている企業の方と話すことができて非常に良い刺激となりました。3日間は意外とちょうど良い長さだと思います。本当にありがとうございました。
  • ・普段できない貴重な体験がたくさん出来て楽しかったです。またこのような企画に参加して、企業や社会の仕組みを学びたいと強く思いました。
  • ・先輩方ばかりで初めは緊張しましたが最終的には遠慮なく意見をぶつけ合えるようになり満足のいく意見交換ができたと思います。次年度も機会があれば参加したいです。 グループワークで一つのことに取り組む難しさを感じました。神谷さんや岡崎さんの視点も大変勉強になりました。 このような機会を設けて下さりありがとうございます!

ワークショップの様子


→大学公式Youtubeチャンネル