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創立100周年記念事業「挑戦する知性」プロジェクト
第2回東京女子大学タイ・ワークキャンプ

創立100周年記念事業「挑戦する知性」プロジェクトとして、キリスト教センター主催第2回タイ・ワークキャンプが行われました。



動画による報告


概要

日程:2018年2月16日(金)〜25日(日)

活動・滞在場所:タイ北部チェンライ郊外にある⼭岳少数⺠族の⼦供たちが住むメーコックファーム (メーコック財団)

参加者:学生17名、引率教員2名

活動企画:東京女子大学 キリスト教センター


活動目的

メーコックファームの子ども達と寝食を共にし、子ども達と思いっきり遊び、ワークキャンプで共に汗を流し、仕えること・捧げること(本学のSS精神)を、実践を通して学びます。小学校や少数民族の村や国境地帯(ゴールデン・トライアングル)を訪れ、異文化を体験します。お料理を手伝い、タイ料理を学び、日本語教室を行います。


プログラム

⽇ 付内容
2/16(金)・⽻⽥発
2/17(土)・チェンライ到着
22:00 ⽻⽥空港集合
00:20 タイ航空にてバンコクへ
10:15 チェンライ到着、バスでメーコック財団(MKF)へ
15:30 ⼭岳少数⺠族の村落視察
19:00 施設の⼦供たちとの⼣⾷会・お誕⽣会
2/18(⽇)温泉施設 09:30 温泉施設でのフリーマーケットの準備
10:30 ⼦供たちと礼拝
13:30 フリーマーケット開催(MKF へのチャリティー)
2/19(⽉) MKF
2/19(⽉) MKF
終 ⽇ ボランティアワーク:ゲストハウスの⼟台造り
夜   ⽇本語教室①
2/20(⽕) MKF 終 ⽇ ボランティアワーク:ゲストハウスの⼟台造り
夜   ⽇本語教室②
2/21(⽔) MKF 終 ⽇ ボランティアワーク:ゲストハウスの⼟台造り
夜   ⽇本語教室③
2/22(⽊) MKF 午 前 ボランティアワーク:ゲストハウスの⼟台造り
午 後 ⼩学校視察(Ban Ruemmit School)、チェンライのマーケット視察、ボートでの川上り
夜  ⽇本語教室④
2/23(⾦) メーサイ 終 ⽇ 国境の町メーサイ視察
夜   ⽇本料理:お好み焼き作り
2/24(⼟) MKF バンコク 09:00 少数⺠族の村、及び象施設訪問
12:00 お別れパーティー
14:00 バスにてチェンライ空港へ
16:35 スマイル航空 にてバンコクへ
    タイ航空国際線にて⽻⽥へ
2/25(⽇)⽻⽥ 06:55 ⽻⽥空港到着後、空港にて解散

活動レポート

17 日(土)メーコックファーム1日目

 日本を発って15時間後、無事に到着。昼食後は近隣の村落などを見学。夕食後は、「ドラえもん音頭」を披露。
 子どもたちひとりひとりにおみやげのお菓子を手渡し、夜光ブレスレットをまいてあげて、一気に仲良しに!

18日(日)2日目

 子どもたちと礼拝。タイ語で「 アメイジング・グレース」の賛美を捧げる。

19日(月)22日(木)

 4日間続けて、ゲストハウスの土台造りのワークを行う。地中に鉄骨を組みセメントをバケツリレーで運んで流し込む重労働。
 皆、率先してスコップを持ち、 楽しく作業を進める。

 夕食後に子どもたちへの日本語教室を行う。

23日(金)

 終日、国境地帯(かつての麻薬栽培の現地)視察に出かける。

24日(土)

 最終日。
 お別れパーティーをしてチェンライ空港へ。

25 日(日)

 早朝羽田に帰国。




参加者の感想

引率教員

遠藤勝信(キリスト教学教授)

 大学にこのようなプログラムがあることは素晴らしい事だと思う。講義では教育は一方通行に。演習でも教師と学生、学生同士の関わりには限界がある。その学びは自分のスキルアップを目指すものになりがちである。それに対して、このボランティア・ワークには、視野を自己から他者へ、また社会へと広げる要素が含まれている。引率教員と学生が10日間行動を共にし、同じ釜の飯を食べ、使命を共有し、同じ汗を流し、他者に仕える喜びを感謝する交わりの中で培われるsomething が確かにある。キャンプ最終日、私たちは他大学から送られてきた幾人かの学生たちと出会ったのだが、その様子はキャンプ出発前の東女生のようにも感じられた。そして、そこに、<チーム東女二期生>たちの豊かな成長の痕跡を観る思いだった。

佐野正子 (キリスト教学教授)

 メーコックファームは温かな愛と思いやりと優しさに満ちています。子供たちは、人懐こい可愛い笑顔で私たちにありったけの愛を注いでくれました。主事のアノラックさんやスタッフの方々は、私たちを家族の一員のように迎えてくださり、毎食美味しいタイ料理でもてなしてくださいました。宿泊施設が足りないというニーズに応えて少しでもお役に立ちたいという気持ちで、ゲストハウスの土台造りに励みました。34度の炎天下で汗と砂まみれになっても、協力しあい励ましあってがんばる作業は「とっても楽しい!」と、毎日笑顔と笑い声で満ちていました。
 他者を思い、仕えあい、捧げあい、共に生きる時、私たちは喜びと感謝の気持ちで満たされる、このような経験と学びをすることができました。多くの方々のお祈りとお支えに感謝いたします。


参加学生

原田有里絵( 国際関係専攻2年)

 「仕える・捧げる」ということに、私は常に何か見返りを求めていました。しかしメーコックファームに来て、他人に笑顔を見せる、心を開く、ただ愛を与えるだけで、自分自身が想像もつかなかったほど満ち足りた気持ちになったことに気づきました。またTWCU メンバーでゲストハウスの土台造りをしたことはとても良い経験になりました。一人ひとりが状況を把握し、それぞれの役割を担っていく姿に、この数日間で団結力が培えたと嬉しく思いました。
 私たちが想像もつかないほど辛い複雑な状況に置かれている子供たちが、そのようなことも私たちに忘れさせるくらい自立し、他人を気づかえる心を持っていて、私たちにも愛を向けてくれたことに本当に感謝です。幸せになってもらいたい。私にできることを日本に帰って考えたいと思います。

田中彩希(コミュニケーション専攻1年)

 SS精神の本当の意味が分かるようになったのは、現地へ行き、メーコックファームの人々の温かさに触れ、仲間との協力ができるようになった時のように思います。メンバーの仲が深まり打ち解けてからは毎日が楽しくて、どんなトラブルがあっても、前向きに乗り越えようという気持ちで心が満たされていました。すべての喜びや辛さ、困難を共有してきたからこその姿なのだと思います。
 メーコックファームの「豊かさ」は、私にとって初め不思議なものでした。物が豊富なわけではありませんし、少しの不便さも残りますが、心の中は満たされているのが分かりました。優しさや思いやり、仕えることによっての幸せからしか満たされることのない「豊かさ」がそこにはありました。本当にタイ・ワークキャンプに参加できて良かった、そう思っています。