header

藤野裕子先生(史学専攻)が藤田賞を受賞

本学の藤野裕子准教授(人文学科史学専攻)が、著書『都市と暴動の民衆史―東京・1905-1923年』(有志舎・2015.10)により、第42回藤田賞(主催:公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所)を受賞しました。


受賞にともない、9月10日付「東京新聞」に授賞式の記事が掲載されたほか、「この人」欄にて藤野准教授が取り上げられました。


藤田賞について

藤田賞は、地方財政学の権威、故藤田武夫立教大学名誉教授(元本財団研究員)、故佐藤進東京大学教授(元本賞選考委員)から公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所に寄贈された基金により、地方自治、地方財政および都市問題に関する研究を奨励するため、1974(昭和49)年に設けられた賞です。毎年、前年度中に刊行・発表された著書・論文を、選考委員会が審査し、原則として、著書1点、論文3点以内が対象となります。


『都市と暴動の民衆史―東京・1905-1923年』

1905年9月5日、日比谷公園に発した暴力の波は東京の街頭を激しく駆けめぐった。この日比谷焼打事件から米騒動にいたるまでの間、大都市では民衆暴動が次々と発生し、やがて関東大震災での朝鮮人虐殺という悲劇を迎える。日本社会が民主化・大衆化の方向に大きく転換するなかで、なぜ数々の暴力が湧きあがったのか。「男らしさ」というジェンダー規範にも注目しながら、20世紀初頭の日本社会の大転換を民衆史の視点から読み解き、民衆による暴力行使の文化とそれをめぐって変容する日本社会秩序との相互関係を明らかにする。(有志舎書籍紹介ページより)